※2024年5月オープン
2024年5月に荏原町に誕生した点心居酒屋「マルバツサンカク」。小料理屋跡を居抜きで改装し、台湾古民家をコンセプトにしている。広々とした店内のメインテーブルには、店主自ら台湾で買い付けたという幻想的なちょうちんが飾られており、写真に収めたくなるような幻想的な雰囲気だ。
「梁山泊」と名付けられた12席の宴会専用個室も用意。複数人で訪れれば、趣のある落ち着いた空間の中でゆったりとした時間を過ごせる。
店主は18歳から飲食業界に入り、恵比寿の創作中華料理店や三軒茶屋の点心バルなどでの修業を経て、26歳で独立開業を果たした。地元のコミュニティーに貢献したいという思いから、戸越銀座に近い荏原町エリアにこの店舗を構えたという。
看板メニューは自家製点心。特に「秋田SPF桃豚」を使用し、クチナシの実を練り込んだ「大黄豚シュウマイ」は、一口食べれば上質な油のうまさが口いっぱいに広がる絶品だ。また、台湾茶葉を贅沢に使用した「洛神花茶ハイ」も人気メニューの一つ。さっぱりとした飲みごたえで、油を多く使う中華料理との相性が良い。
フードやドリンクは、ほかの店では味わえないユニークで本格的なメニューが多く、訪れる人々を飽きさせない。店主は「地元の人たちはもちろん、遠方からもお客さんが来店してくれるよう、この店の点心を荏原町のトレンドにしたい」と語る。
不定休があるため、訪れる際は公式SNSで確認してほしい。