「黒塀横丁」に開放的なテラスが広がるしゃれた外観は、まるで南カリフォルニアのアジア料理店。ここでは、タイ、ベトナムをメインにアジアンテイストを取り入れた料理と日本各地の樽生クラフトビールのペアリングが楽しめる。11種の麺と5種のご飯物のほか、香菜入りのえびのすり身を食パンに乗せて揚げた「えびトースト」をはじめ、ユニークな一品料理も多種揃う。
米粉を使用したベトナムのフォーは、鶏肉、牛肉、あさりの3種。あっさりとしたチキンスープにレモングラスやライムの香りがきいている。タイ生まれのホットソース「シラチャーソース」をかければ、本場の辛さに。
一番人気は、お馴染みタイの「トムヤムヌードル」(950円、以下全て税込み)。彩りも美しく、酸味と辛味が絡んだつるつるの麺の喉越しが絶妙だ。ボリューム感がほしければ、たまり醤油ベースの台湾のまぜそば、鶏肉が乗った「ガンバンメン」(900円)がおすすめ。
店内中央にはタップがずらり。黒板にはその日のビール約15種類が手書きで並ぶ。山梨の「うちゅうブルーイング アストロオーラ」をはじめ、クラフトビール好きにはたまらないラインアップだ(タップはなくなり次第変わる)。
11時から14時は、マンゴープリンのデザートが付いたランチコンボもある。持ち帰りのクラフトビールやテイクアウトも旅のお供に利用したい。