創業70年以上の銭湯、十條湯に併設している喫茶店。2021年8月に内装を大きくリニューアルし、女湯に描かれる海をモチーフとした銭湯壁画から、店名を「喫茶深海」とした。喫茶店の内装も「深海」をテーマとしており、濃紺の壁紙やドレープの美しいカーテン、歳月を経てあめ色になった椅子たちが、ノスタルジックな世界感を生み出している。
店長の広瀬礼奈は「深海には、お宝の眠る神秘的なイメージがある」と話す。そんな発想から生まれたのが、あえて不透明なブルーに仕上げた『十條湯クリームソーダ(ブルー)』(650円)だ。アイスクリームの上にかけられた金粉が情趣を感じさせる。
青から緑へのグラデーションが美しい『深海ゼリー』(380円)には、海の中の生き物をイメージしたフルーツなどがちりばめられている。
日曜はモーニング営業を行っており、朝メニューのみ注文できる。ただし、売り切れ次第終了なので注意しよう。