言問通り沿い、上野桜木交差点にある古民家カフェ。1938年にカヤバ珈琲店として創業。2006年に店主であった創業者夫人が亡くなり惜しまれつつ閉店したが、2008年に「NPO法人たいとう歴史都市研究会」とギャラリー「スカイ・ザ・バスハウス」が共同で借り受け、2009年に再オープン。
建築家の永山裕子がリノベーション設計を担当した店舗は、昔ながらの外観や看板、梁などを残した造りで、現代的でありながらも歴史を感じさせる独特の雰囲気が漂う。提供しているメニューは、「コーヒー」や「谷中ジンジャー」といった飲み物、トーストメニューも充実しており、かつての味を再現した「たまごサンド」などの6種をラインナップ。2階には座敷席があり、不定期でワークショップなどのイベントを開催している。