「ホープ軒 千駄ヶ谷店」から派生して屋台からスタートし、後にときわ台と中板橋駅の中間を走る環七沿いに出店していた店。1980年代に、「背脂チャッチャ系」のブームをけん引して人気を博した。その思いを継ぐ職人たちがあちこちで店を構えるが、同店も「環七土佐っ子ラーメン」の名で営業をする店の一つだ。
メニューは、「醤油」「味噌」「中華麺」などの麺類からチャーハンをはじめとするご飯もの、一品料理まで豊富だが、定番は「土佐っ子ラーメン」(750円から、税込み)。豚骨醤油系のスープを埋め尽くすほどの背脂が特徴だが、見た目とは違い背脂の甘みが程よい濃さで、中太麺とスープの相性もいい。
飲んだ後の締めにも立ち寄りたい店だ。