カーマの看板メニュー、「チキンカレー」はジャガイモが丸ごと2個、鶏肉もごろごろと大ぶりなまま入り、日本の米に合うさらっとしたルーが特徴だ。鶏ガラと牛スジ、そしてキャベツやタマネギ、ニンジン、ショウガなどを約2時間煮込んだスープをベースにしている。コクのあるスープにリンゴやマンゴー、野菜の優しい甘みと、スパイスの爽やかな辛味も重なった複雑かつ透明感のある味わいだ。
一口食べると結構辛いが、止まらなくなる。店主の大野は「レシピは固めず、毎日試行錯誤の連続。それでも、昨日より今日、今日より明日は確実においしくなっている自信はあります」と話す。神保町で独自のカレー道を突き進んでいる。
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