無類のつけ麺好きとして知られる、お笑い芸人「シャンプーハット」のてつじがプロデュースするつけ麺専門店。つけ麺は麺が主役という考えから、麺だけ食べてもおいしい、こだわり抜いた2種の看板麺と1種の限定麺を提供する。
看板麺の一つである「小麦の大吟醸(並)」(1,000円、以下全て税込み)は、日本酒作りで米を研磨するように、小麦を半分以下まで削って製粉し、小麦の核心と麩(ふすま)をブレンドすることで、研ぎ澄まされた小麦の味を表現している。中央がくぼんだ独特なT字型の麺は、艶やかで弾力のあるモチモチ食感が楽しめる。
食べると、うまみや香味、甘味など、小麦の澄んだ味と香りが広がり、箸が進こと間違いなし。もう一つの看板麺「小麦のエスプレッソ(並)」(1,000円)は、ブレンドした国産小麦の全粒粉でエスプレッソのような味わいとコクを表現した濃厚麺を使う。見た目も茶色く、小麦特有の風味をガツンと味わえる。四角に切られた太麺は、ガッチリ系のパワフルな食感を生み出す。
この2つの麺に合わせるのが、ビシソワーズと魚介をベースにした「ベジポタスープ」だ。トマトの酸味がアクセントになったまろやかな味わいが、麺の風味を引き立てる。別添えのレモンとテーブルのブラックペッパーは、スープではなく麺につけて味を変えるのがおすすめだ。
どちらの麺も楽しみたいという人は、別麺を200円で提供しているので、看板麺の香りや食感の違いを食べ比べてみよう。麺とスープはテイクアウト(1人前800円)ができるのもうれしい。