1854年創業の「丸山海苔店」が始めた日本茶専門店。「歌舞伎座タワー」の5階にあり、内観は建築家の隈研吾が竹林をイメージして設計したものだ。さらに、窓の外には屋上庭園が広がるという唯一無二の空間が広がる。
喫茶では、上質な抹茶や自家製の抹茶パフェなどが堪能できる。茶のセットは、抹茶・玉露・煎茶・ほうじ茶などに菓子が付いたセットで提供。抹茶セットの上生菓子は、創業670余年の老舗「塩瀬総本家」のものだ。
小腹がすいているなら、「たまご」「シーフード」「はんぺんと明太子」「マグロとアボガド」の4つが入った「海苔と食べるシーフードサンド」がおすすめだ。のりの風味と魚介の味わいが前面にくる珍しいサンドイッチだが、これが絶妙に調和していてウマい。一口サイズになっているので、歌舞伎の演目の幕あいにも食べられる。
物販コーナーも併設しており、喫茶で提供している茶はもちろん、のり、スイーツをはじめ、歌舞伎座土産も揃う。