恵比寿にある「イル ボッカローネ(IL BOCCALONE)」は、1989年から東京の人々に心のこもったイタリア料理を提供している、ゆったりとしたイタリアントラットリア。料理はもちろんのこと、明るい黄色のテーブルクロスや暖炉、木製の縁取り、フレスコ画で彩られた壁など、美しい内装が地元の人々を魅了する。
カリッとした食感の「やりいかのフリット」や、スライスしたばかりのプロシュートから始めて、パスタやメイン料理に移るのがおすすめ。イタリアから直輸入した巨大なチーズの塊の中で仕上げる「パルミジャーノチーズのリゾット」は店の名物だ。
自家製パスタは、ボローニャ風ミートソースのタリアテッレ(細長いリボン状の麺)やアサリのスパゲティなどがあり、どれも完璧なアルデンテの状態で提供される。岩塩で包んで焼いた牛ヒレ肉といった、ボリューム満点のメイン料理も注文しよう。