※2022年8月18日オープン
台湾出身の店主が、台北で勤めていた早餐店の味を完全再現した「台湾ホットサンド」と「台湾ガレット」(各500円から、以下全て税込み)をメインに提供する台湾軽食の店。ホットサンドの具は目玉焼き、細かく刻んだキュウリと至ってシンプル。物足りなければハムやチーズなどトッピング(プラス100円)もできる。
味の要は酸味が抑えめでほんのり甘い特製マヨネーズ。日本にはないメーカーが業者向けに作っているサンドイッチ専用のマヨネーズのレシピを教えてもらい、自家製マヨネーズで対応している。
「台湾ガレット」はいわゆる蛋餅(ダンピン)で、小麦粉や片栗粉の生地を薄く焼き、卵などの具材を巻き込んだものだ。ボリューム満点で、昔ながらの作り方にこだわり、溶いた小麦粉を焼き上げるところからしっかり行う。ネギが入った薄焼きの皮が香ばしく、モッチリした食感がなんとも心地よい。
菓子類や飲み物も見逃せない。日本初紹介となる「雪花餅」(550円)は、滑らかな食感のミルク餅にココナツフレークをたっぷり振りかけたスイーツ。とろとろのごまあんが入った水まんじゅう風の「華舞餅」(550円)も見逃せない。キンモクセイのほのかな甘味が印象的な台湾茶「金木犀入り烏龍茶」(650円)、ジンジャーが喉に優しいさっぱり味の「自家製レモネード」(650円)など、ドリンク類も充実している。
台湾の披露宴でちょっとしたプレゼントを渡す時に使う革製ギフトボックスをオリジナルの小物入れとして提供していたりと、雑貨も面白いのでチェックしてほしい。