心斎橋駅から西へ徒歩15分、最寄りの西大橋駅からも徒歩5分ほどの立地にあるハンバーガー店。ここは、 関西のプレミアムバーガーのレジェンド中のレジェンドといえる店だ。「10年近く毎日、どうすればもっとおいしいバーガーができるかだけを考えています。もちろん、今も」と語るのはオーナーの飛松正輝だ。
そのバーガーは文字通り「作品」と呼べるもの。例えば「竹炭バンズ、Wパティ、チェダー、大分卵、煙」(2,160円、税込み)は、丹波産竹炭を練り込んだバンズに、牛肉を超えるうまみがあるともいわれるプレミアムポークである「犬鳴豚」100%のパティを挟み、専用ケースでオーダーごとにバーガーを瞬間スモークして提供される。
そうした突き抜けた作家性と作品性が輝くバーガーは、ガストロノミーの領域にまで引き上げられているといえる。
フロアは流木を使ったアーシーなデザインで、すぐ隣の公園の緑も目に優しくクールダウンできる。わざわざ足を延ばす労力は、想像以上の感激となって報われるだろう。