ピンクとゴールドを基調にした華やかな空間で、宝石のように美しいラグジュアリータルトが味わえるカフェ。オーナーシェフを務めるのは、パリのロブションをはじめ世界各国の星付きフレンチレストランで腕を磨いた、シャルルアンリ・ルブーグ(Charles-Henry Lebourg)だ。毎日店頭で客を出迎える彼は陽気で茶目っ気たっぷりな人柄だが、作り上げるスイーツはまさに繊細そのもの。
職人技の光る美しい仕上がりに思わず目を奪われるが、味わいも秀逸。人気の「レモンタルト」は、爽やかな国産レモンの酸味とメレンゲの優しい甘さが絶妙で、ナッツが加えられたボトム生地の食感も楽しい。一般的なサイズと比べると大きめだが、最後の一口まで満たされた気持ちになれる一品である。