神保町の路地裏にひっそりとたたずむ、昭和4年頃に建造された建物の1階に、「喫茶トお酒 襤褸 ボロ(boro)」が2024年2月オープン。三島由紀夫らが通った喫茶店「ランボオ」や老舗喫茶店「ミロンガ・ヌオーバ」などが営業していた跡地を引き継ぎ、神保町に拠点を構える「GALLERY KOGURE」が店を開いた。
あえて大きな改装は施さず、レトロな趣を残した店内には、壁一面に数多くのアート作品が飾られている。店のロゴを手がけたのは、繊細なタッチで退廃や耽美を描き国内外から注目を集める山本タカトだ。店内には彼の大きな絵画も飾られている。
看板商品は、濃厚な卵黄醤油ソースに半熟卵をのせた「エッグオンエッグススパゲティ」。やや濃いめの味付けでアルコールとも好相性だ。骸骨をかたどったオリジナルクッキーをのせた「スカルクリームソーダ」も評判である。