下町の風情が残る日本橋人形町にある赤い店が、ハンバーガーショップ「ブラザーズ(Brozers’)」だ。「ハンバーガー=ファーストフード」という認識が高かったころから、オーナーの北浦明雄が試行錯誤して築き上げ、今では東京のグルメバーガー道を語る上で欠かすことができない名店となっている。
同店で一度は挑戦したいメニューが「ロットバーガー」。オーストラリア産のひき肉と和牛の脂身を7対3で合わせたジューシーなパティに、ベーコン、エッグ、チーズ、パイナップルをトッピングした、なんとも欲張りな一品だ。
ソースもバーベキューをはじめとした4種類のオリジナルソースから選ぶことができるが、まずは基本のバーベキューソースを。化学調味料を使用しない野菜ベースのソースは、パティはもちろんのことパイナップルやベーコンとの相性が抜群。さらに、驚くべきはレタスの包み方。全体を潰さずに、まるでギフトのラッピングのように一枚一枚丁寧に包まれたレタスは、シャキシャキした食感を楽しめる。
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