店舗の入れ替わりが激しい西川口で2014年から営業している「麻辣湯 應心(マーラータン オウシン)」は、中国・東北地方のハルビン出身の夫婦が営む麻辣湯の専門店だ。
スープと麺がセットで280円、具材はパック詰めされたビニール袋が1つ100円。棚に並んだ好きな具材を最低3つボウルに入れ、肉のみ別途口頭で注文するスタイルだ。
マーラータンはもともと四川発祥だが、あまりに辛いため、四川省以外の人でも食べれるようにと東北で程良い辛さにアレンジされ、中国全土に広がっていった経緯がある。同店もハルビン出身のオーナーの店らしく適度な「シビ辛スープ」が心地よい。麺は黄色いトウモロコシ麺や刀削麺、春雨などから選べるが、モッチモチな食感が特徴の半透明な幅広春雨、寬粉(クワンフェン)をおすすめしたい。