2020年2月、板橋区役所前駅から徒歩5分ほどの場所に、すみれ出身の店主がオープンした店。
看板商品の『味噌らーめん』は豚骨と野菜、数種類のだしを組み合わせ、みそや野菜、ニンニクを炒めて味わいを加えたスープが特徴だ。特製みそは、全国の名品を吟味して作られたもの。いわゆる「純すみ系」(純蓮、すみれから派生したラーメン店を指す)のテイストを抑えつつ、よりマイルドでバランスの良い味に仕上がっている。
一口目のガツンと来るインパクトから徐々に舌に味がなじみ、箸が進んでいく。豚肩ロースのチャーシューも歯切れ良く、柔らかくおいしい。全体的に優しい味わいで、老若男女楽しめる味わいだ。そのほかに、長時間煮詰めたしょうゆの風味、香りを楽しめる『醤油らーめん』、沖縄県産の塩と独自セレクトの塩がブレンドされた『塩らーめん』などがある。店名は、店主出身地の石狩の町内会の名前に由来しているという。