織物工場だった築100年ほどの建物をリノベーションした「アルカディア」は、1960~70年代のアナログレコードを聴きながら、ノスタルジーな雰囲気を感じ、くつろげる一軒。店内には700枚ほどのレコードのほか、古書がずらりと並び、酒をたしなみつつ読書にふけることができるロマンあふれる空間だ。
酒はウイスキーがメインだが、旬のフルーツを使ったオリジナルカクテルからクラフトジンまで、幅広く楽しめるところが魅力。店主が勧める「スパイシーチキンカレー」(900円、税込み)は、うまさと辛さのバランスが絶妙でリピートしたくなる一皿である。
さらに面白いのが、店内の一角で販売している、無農薬・無肥料・自然農法にこだわった「orioriのわんぱく野菜」。野菜はカレー以外のメニューにも生かされているので、ぜひそのおいしさを実際に体感してみてほしい。
週末は不定期でライブイベントなども楽しめる。