神楽坂にたたずむ、イタリアンを提供する隠れ家レストラン。「誰かの家に招かれたような会話が生まれる場を作りたい」という思いで立ち上げたという同店の外観は、民家の一軒家そのものだ。「古田」という表札の付いた建物に一歩足を踏み入れると、そこにはライブ感あふれるオープンキッチンと大きなコミュニケーションテーブルが置かれた異空間が現れる。
レストランの屋上には自家菜園を設置。これは、ポートランドで出合った店からインスパイアされたものだそう。「地産地消できる場」を目指し、同菜園で育んだ野菜が味わえる(6月から7月中旬限定)。
注目のメニューは13〜16種の野菜がとれる『季節野菜の菜園パーフェクトベジタブル バーニャカウダソース』(1,600円)。色鮮やかな紅色が特徴的な「紅しぐれ大根」、栄養豊富な多肉植物であるグラパラリーフ、ラディッシュなど、どれも新鮮でみずみずしく、素材の甘みが感じられる。
菜園で育てた野菜のほか、京都丹波の野村農園をはじめ厳選した農家から仕入れた素材のポテンシャルには驚くに違いない。