池袋西口から徒歩3分。ラブホテルが連なる足を踏み入れにくいエリアにありながら、20〜30代の女性客を中心にリピーターが絶えず、2011年のオープン以来、圧倒的な人気を誇るビストロだ。
「オリエンタルビストロ」と店名に付く通り、生春巻きやパッタイ、ガパオなどアジアンテイストの料理が並び、ワインとともに楽しめる。またメニューに野菜がたっぷり使われているのも特徴。産地と生産者にもこだわり、国内の厳選した契約農家から取り寄せている。
ドリンクは『シンハービール』やインドネシアの『ビンタン』などアジアのビールもそろえるが、客のほとんどが注文するのがワインだ。ワインリストには、ボトルでも3,000円前後のリーズナブルなものが多く、つまみと合わせて気軽に注文できるのも店の魅力となっている。特に、グラスのふちギリギリまで注ぐ、『なみなみスパークリング』(550円)は名物。
女子会や、気楽なデートにもぜひ利用したい店だ。
テキスト:浅野 陽子(フードライター)