初開催となった2010年には6万3000人を超える来場者数を記録し、大好評に終わった目黒雅叙園の『百段雛まつり』、2013年も開催されることが決定した。
4回目となる今回は、越後・信州・栃木の街々に咲いた「雛まつり」をクローズアップ。信州の名刹・善光寺大本願からは、秘蔵の代々公家出身の上人ゆかりの天皇家のお雛さまが登場。また、日本海に面し、鮭漁で栄えた町屋の佇まいが残る城下町、越後・村上からは、毎年開催される「町屋の人形さま巡り」の雰囲気そのままに会場をしつらえる。そして江戸と京の文化が交差する信州・長野からは、豪商として知られる須坂・田中本家の大正期のお雛さまが登場。さらに、信州中野の愛らしい土人形や、国宝松本城の城下町・松本の押絵雛、真田氏ゆかりの信州上田のつるし飾り、そして「氏家雛めぐり」で知られる栃木県さくら市のオープンスペース「古香庵」より、江戸明和年間より御雛人形司として知られる大木平蔵(丸平)の逸品が登場する。
1月25日(金)10時00分~16時00分には、毎時先着 30名(無料)の茶席を開催する。