旧江戸川乱歩邸

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タイムアウトレビュー

立教大学の敷地内に遺る、推理小説家、江戸川乱歩の旧邸宅。乱歩が1934年から没年の1965年まで住み続けた住居を、立教大学が購入し保存しているもので、書籍や自筆原稿などの関連資料を集めた研究センターとして使用されている。クリーム色をした煉瓦造りの邸宅は、内装も洋風。豪華なカーペットが敷かれた応接間には、クラシックなブルーのソファや乱歩愛用のライティングデスクが置かれ、往時の雰囲気を偲ばせる。住宅の傍らに建つ2階建ての土蔵は、「幻影城」と呼ばる書庫兼書斎だ。乱歩は近世資料の蒐集家でもあり、生前、江戸文学をはじめとする2万点近くの資料をここに保管していた。現在は、乱歩の蒐集品に、立教大学が新たに買い求めた資料を加えた計4万点近い資料を納める。水曜日と金曜日には、住宅、土蔵ともに一般の見学が可能。所蔵資料を閲覧することもできるが、事前予約が必要となっている。

詳細

住所
東京都豊島区西池袋3-34-1
東京
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