文化服装学院および文化学園大学に、服飾専門の博物館が併設されているのを知っているだろうか。1979年に開館、2003年には学園創立80周年を記念して新博物館が増設された。
三井家伝来の着物や武家服飾、庶民の服飾、袋物や髪飾り、正倉院裂、名物裂など日本古来の衣服や装飾品を展示。ほかにも18世紀から20世紀にかけての各時代を象徴する西洋のドレスに、付属品の帽子、靴、バッグ、扇のほか、それぞれの地域の民族衣装など、膨大な所蔵品の数を誇る。
年に4回、館内では企画展覧会が開催され、服飾を通じ、国や時代の文化背景をひもとく内容となっている。ファッションに興味がなくとも歴史を知るにももってこいの場所だ。
関連記事
『新宿でしかできない101のこと』