文化学園服飾博物館
文化学園服飾博物館

文化学園服飾博物館

  • ミュージアム
  • 代々木
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タイムアウトレビュー

文化服装学院および文化学園大学に、服飾専門の博物館が併設されているのを知っているだろうか。1979年に開館、2003年には学園創立80周年を記念して新博物館が増設された。

三井家伝来の着物や武家服飾、庶民の服飾、袋物や髪飾り、正倉院裂、名物裂など日本古来の衣服や装飾品を展示。ほかにも18世紀から20世紀にかけての各時代を象徴する西洋のドレスに、付属品の帽子、靴、バッグ、扇のほか、それぞれの地域の民族衣装など、膨大な所蔵品の数を誇る。

年に4回、館内では企画展覧会が開催され、服飾を通じ、国や時代の文化背景をひもとく内容となっている。ファッションに興味がなくとも歴史を知るにももってこいの場所だ。

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詳細

住所
東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル 1階
Tokyo
アクセス
『新宿』駅(南口)徒歩7分
営業時間
10時〜16時30分(入場は閉館の30分前まで)/定休日は日曜・祝日

開催中

あつまれ! どうぶつの模様

「文化学園服飾博物館」で、「あつまれ! どうぶつの模様」展が開催。世界各地の衣服に表される動物の模様を集めてそれらの持つ意味を探り、人間と動物の本来あるべき関係を改めて問う。 鳥や獣などの動物をモチーフとした模様を衣服に取り入れることは、さまざまな地域で見られる。模様からは、それぞれの民族がどのような動物を目にし、どのように暮らしを営んでいるのかが垣間見えるだろう。 また、空を飛ぶ鳥や牙を持つ勇猛な獣など、人にはない優れた能力が備わる動物に畏敬の念や神秘性を感じ、願いを託して模様に盛り込むこともある。さらに、人間の願望や創造力が現実を超越した空想の動物を作り出し、縁起の良い存在として衣服に表すこともある。 本展を通して、衣服に広がる動物の世界をのぞき込んでほしい。 ※10時~16時30分(12月20日、2月14日は19時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は日曜・祝日/料金は500円、学生300円、小・中学生200円
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