1. 東洋文庫ミュージアム
    画像提供:東洋文庫ミュージアム
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東洋文庫ミュージアム

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  • 駒込
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タイムアウトレビュー

六義園のすぐ近くにある東洋学の専門図書館。アジア諸地域の代表的な古典や知られざる名作、貴重な日記などを通じて、東洋学の魅力を、研究者だけでなく一般人にも普及させるために建てられた。

同館の一番の見どころである「モリソン書庫」は圧巻の一言。何段にも積み上げられた本棚に専門書が並び、それらを照明が優しく照らす。本が持つパワーに圧倒されるだけでなく、これまで紡がれてきたアジアの歴史の重さに胸を打たれる。

館内は木目調のデザインになっており、淡い光を放つ照明も手伝って落ち着いた空間を演出している。さらには、展示室と展示室をつなぐ通路も照明に工夫がなされており、読み応えのある文献を読んで凝り固まった頭を、リフレッシュしてくれるだろう。

12~14時は込み合いやすいが、夕方ごろは落ち着いている。

詳細

住所
東京都文京区本駒込2-28-21
Tokyo
アクセス
JR・東京メトロ南北線『駒込』駅 徒歩8分/都営三田線『千石』駅 徒歩7分
営業時間
10時00分〜17時00分(入館は閉館の30分前まで)/定休日は火曜

開催中

知の大冒険—東洋文庫 名品の煌めき—

「東洋文庫ミュージアム」で、東洋学にまつわる時空を超えたアジアの面白さと豊かさに焦点を当てる「知の大冒険—東洋文庫 名品の煌めき—」展が開催。蔵書を通じてアジアの多様な人々・言語・生活・歴史・宗教・自然との出合いを、旅をするように体験できる。 資料の多くは、災害や戦争などの危機的状況を乗り越えて継承されてきたもの。まずは、『甲骨卜辞片』『コーラン』など東洋の文字と言葉を通じて、紀元前から今日まで東洋で生み出されてきた数々の文字に触れていく。また、『史記』『山海経広注』『ガンダーラの仏教寺院』 などの地理書や探検記を通じて、古の航海者が星を目印にしたように、アジアの寄港地観光を楽しむ。 さらに、マルコ・ポーロ の『東方見聞録』『大地図帳』『ロビンソン・クルーソー』『世界周航画集』など、西洋人による書物を通じて、東西世界の交わりを探る。最後に、国宝『毛詩』、重要文化財『論語集解』『解体新書』『アヘン戦争図』 などを通じて、日本の周囲の世界の記録をひもとき、日本の変化の道のりをたどる。 これらの経緯を知ることで、これまで聞いてことがあった書物や資料も、きっと見え方が変わるだろう。気になる言葉に出会ったらぜひ立ち寄ってみてほしい。 ※10〜17時(入場は閉場の30分前まで)/休館日は火曜/料金は900円、65歳以上800円、学生700円、高校生600円、中学生以下無料
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