世田谷固有の文学風土を継承するため、1995年に開設された地域総合文学館。2階の企画室では、これまで向田邦子、長谷川町子、植草甚一、岡崎京子といった作家や漫画家などの企画展を開催してきた。世田谷に由縁のある文化人を取り上げることも多い。
1階の蔵書コーナーには、絵本を豊富に扱う子ども向けのエリアと過去の企画展に関連する書籍を陳列した『ほんとわ』を設置。『暮らしの手帖』や『BRUTUS』のバックナンバーを読むことができ、戦後のサブカルチャーについて学ぶ絶好のスポットとなっている。
そのほか、展示に関連する商品やオリジナルグッズなどが並ぶミュージアムショップ、中庭を眺めながらくつろげる、喫茶どんぐりにも足を運びたい。ロビーではWi-Fiが利用できる。