江戸時代に創業された酒問屋「小川酒店」を河崎の歴史文化交流拠点として活用した施設。蔵7棟、町家2棟を合わせた約600坪の敷地を持つ「小川酒店」は、河崎を代表する商家として知られており、2001年には大部分の建物が国の登録有形文化財に登録された。
商家の様子を実際に見て回れるのはもちろんのこと、蔵のいくつかはギャラリーやショップ、カフェとして活用。その一つ、「河崎まちなみ館」では、伊勢や河崎の歴史と文化に関する資料とともに、日本最古の紙幣といわれる山田羽書も展示されている。
入館料は大人350円、高校・大学生は200円、小・中学生は100円。予約をすれば、ボランティアスタッフに商人館を案内してもらうこともできる。見どころ満載なので、時間に余裕を持って訪れたい。