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厳正寺

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タイムアウトレビュー

大森の住宅街に佇む寺院。北条重時の六男である法円が1272(文永9)年に海岸寺として創建し、後の11世の代に寺号が厳正寺と改められた。1321(元亨元年)年からの歴史を持つ、長雨が止むのを願って捧げる獅子舞「水止舞(みずとめのまい、ししまい」が有名だ。

詳細

住所
東京都大田区大森東3-7-27
Tokyo
アクセス
京浜急行『大森町』駅 徒歩8分

開催中

水止舞

毎年7月第二日曜日に開催される、長雨が止むのを願って捧げる獅子舞「水止舞(みずどめのまい、ししまい)」。1321(元亨元)年に起源を持つ歴史ある祭りで、東京都無形民俗文化財にも指定されている。 藁筒(わらづつ)で簀(す)巻きにされた男2人が、転がされながら獅子舞行列の先頭に立って「厳正寺」まで進む。行列が寺に着くまでの間、水を浴びせられながら法螺貝(ほらがい)を吹き続け、最後に厳正寺の舞台で水止めの獅子舞が奉納される。 その昔、雨が降り止まず田畑の流出が続いた際、神仏に祈祷し、太鼓を叩き、法螺貝を吹いて三つの獅子の仮面を被って舞を奉納したところ、雨が止んだという伝えから始まったという。「水止め」の獅子舞は全国でもここだけでしか見られない珍しい行事なので、足を運んで見る価値はあるだろう。2024年は、海の日である7月15日(月)に行われるので注意してほしい。 ※13〜15時/入場は無料

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