※2024年3月オープン
キーマンの耐震補強技術を駆使し、古い建物を最大限に生かして再生させるプロジェクトのもとリノベーションされた古民家が、宿泊施設として生まれ変わった。1975年築であることを忘れてしまうような同施設は、取り壊すことなく和モダン風に改修されている。
「東京の中でsui(粋)を感じる」というコンセプトのもと、庭の景色と一体に楽しめるよう、左官職人がこだわった壁と天井は圧巻。淡いグリーンの壁には川砂がちりばめられ、光の当たり具合でさまざまな表情を見せる仕様になっている。
同施設は2階建てで、広々としたダイニングキッチンと庭園を眺められるリビングルームを併設。シモンズベッドが設置された寝室は合わせて4部屋あり、団体や複数家族での利用も可能だ。無人運営のため、タブレットでのセルフチェックインでスムーズに手続きができる。
この宿の見どころの一つは、日本庭園。桜、モミジ、梅、ツバキ、サザンカ、クリスマスローズなど四季折々の植栽があり、春夏秋冬の移ろいを楽しめる。夜にはライトアップもされるそうだ。
ゆったりと流れる時間を過ごそう。