※2023年11月オープン
「ハルタホテリ シュティル(haluta hotelli still)」に隣接した、浅間山の麓の森を臨むスペースに、貸し切りで利用できるプライベートサウナが誕生。フィンランド語で松ぼっくりを意味する「カピュ(kapy)」と名付けられたドーム型のサウナと、登り釜をイメージしたという白い小屋タイプの「ヴァルコ(valco)」、バレルサウナ「タルヴィ(talvi)」の3棟だ。
カピュは蒸気が上から降りてくるのに対して、ヴァルコは上の段にいけばいくほど熱い蒸気が上がってくる構造になっており、ハードな「サウナー」たちの要求にも応えたいという思いで熱の回り方まで設計されている。
外気浴スペースも、同施設の特筆すべきポイントだ。専用のテラスには水風呂があり、その横にリラクゼーションチェアが並ぶ。目の前には国有林が広がり、見下ろすと浅間山系の湧き水の小川が流れている。
サウナ飯も見逃せない。中でも自家製のジンジャーエールとレモンスカッシュはハイクオリティーなので、ぜひおすすめしたい。フードは、スパイスドライカレーと鶏飯(けいはん)の2種類が用意されていて、どちらも、これを目的に訪れてもいいほど本格的なメニューである。