2023年に開業した、日本の食・茶・宿を堪能できる宿「オーベルジュ ときと(Auberge TOKITO)」。「心身の回復」をテーマに、料理人が全てのサービスを行うのが大きな特徴。食房・茶房・宿房から成る施設で、総合プロデューサー兼総料理長の石井義典は、「京都 吉兆 嵐山本店」で副料理長として実績を積んだ後、ジュネーブやニューヨークの国連大使公邸料理人、ロンドンのミシュラン懐石で総料理長として活躍したキャリアを持つ人物だ。
食房では石井自ら腕をふるう。主要な食材は料理人自ら生産者の元へ足を運び、調達。「旬」を超え「瞬」を堪能できるよう、食材のおいしさを追求した日本食の真の豊かさを提供する。
茶房は、「茶方薈(SABOE)」が監修。地域や風習、時代、製法によって多彩に進化した日本の文化を現代的に解釈し、独自に発展させた茶を提供する。
宿房は全4室。各部屋に地下1300メートルからくみ上げた、温泉かけ流し露天風呂が付く。一流のサービスを料理人自らが届けるからこその、究極のくつろぎが得られるだろう。