日本にブックバーという概念がなかった1990年代、先見の明を持ったオーナーが西麻布の路地裏にオープンしたライブラリーラウンジ。店内に一歩足を踏み入れると、3000冊の本が壁面を埋め尽くす圧巻の光景を一望できる。
イギリスのブックバーを踏襲したという店内のインテリアは、センスが光るスタイリッシュな洗練空間。カウンターやテラス席のほか、本棚の隠し扉を開けると現れる個室空間も楽しみの一つだ。
7種のトッピングが楽しめる名物のカレーライスと、バスケットから好きな果物を選んで作る旬のフルーツカクテルは、ここを訪れたら必ずオーダーしておきたい。特に『ココナッツとパイナップルのカクテル』は東南アジアから取り寄せたココナツを器として使い、フレッシュな果肉の甘みとジェラートの食感が同時に楽しめる逸品である。