銀座駅から徒歩2分の場所にあるソーシャルバー。曜日によって多様な経歴の店主たちがカウンターに立つ。開店からまだ1年だが、すでに歯医者や美容師、コンサルタント、ゲストハウスオーナーなど、本業を別に持つ30人近い人が店に立ったという。
店主たちの多様な顔ぶれは、共同経営者の喜屋武と嶋田のネットワークがあってこそ。10席ほどの小さな店では、店長を交えてほかの客とも気軽に会話ができ、店主や客からまた横の関係が広がっていく、まさに「人が人を呼ぶ店」だ。目的意識を持って生きているような人が多いのは、周囲を巻き込みながら自分らしい働き方を実現している2人の魅力もあるのだろう。バイオレットリキュールをベースにしたオリジナルカクテル『ナガサワマサミ』(800円)を飲みながら、多様な生き方に触れてみよう。