1995年から続く麻布十番の大人が気軽に立ち寄れる上質なバー。創業当初はフレッシュフルーツを使用したカクテルやウイスキーがメインだったが、オーナーのTETSUが2017年にメキシコの蒸留酒メスカルと運命的に出会い、都内でも有数のメスカルバーへと変身を遂げた。
ここで飲むべきカクテルはマルガリータをテキーラではなくメスカルで作った「メスカリータ」。その豊かな香りと飲みやすさに驚くことだろう。そして、こだわりの配合で作り上げられたオーナーオリジナルのサングリータ(さまざまなスパイスとミックスしたトマトジュース)は冷製スープのようなしっかりとした味で、これをビールと割った「ミチェラーダ」やメスカルと割った「ブラッディエリクサー」は絶品だ。
もともとサングリータはストレートでメスカルを飲むときの伝統的なチェイサーとして親しまれているので、そのままでも抜群。情熱的で陽気なオーナーが温かくもてなしてくれるこの場所に来れば、帰る頃にはあなたも元気なラテン気分になっているはず。