吉祥寺のライブハウス「曼荼羅」のスタッフが「自分たちのくつろげる、居心地のいい店を作りたい」という思いから立ち上げた同店は、アールヌーヴォー様式の絵画や彫刻が施されたアンティーク調の空間が心地いい一軒だ。
「ゆりあぺむぺる」という店名は、作家である宮沢賢治の詩集「花と修羅」の一節を引用している。ライチ味の「みずいろの少女」、キャラメルソーダ味の「モンローキッス」など、個性的なネーミングが特徴的な11種のクリームソーダは圧倒的人気を誇り、800円(税込み)から楽しめる。
定番は、柑橘系のシロップを数種合わせた爽やかな「ラピスラズリ」。そのほか、丁寧に淹れたコーヒーやホームメイドの軽食を味わいつつ、1970年代の喫茶店文化を踏襲した店内で癒やしのひとときを過ごそう。