明治通りから裏原エリアへ続く小道の先に、ビールと音楽を愛する人々が集う憩いのブルワリーパブがある。運営するのは、クラフトビールの伝統を大切にしながらも、新たな味わいを追求し続けるビール職人の武田龍二だ。
現在、店内では8種類のビールがタップで提供されており、他の醸造所とコラボレーションした3種類のビールと、ゲストビール5種類が揃う。ラインアップはハイアルコールビールを中心に構成されており、それぞれがフレッシュで香り高く、独自の個性が際立つのが特徴だ。さらに、今後は自家醸造ビールの提供も予定されているとのことで、ますます期待が高まる。
千葉の「海岸醸造」とのコラボレーションで生まれた「IMPERIAL CRIMSON」は、塩を原料に使い、発酵に乳酸菌を活用した世界的にも珍しいスタイルのゴーゼ。まろやかな甘みとスパイシーなホップ、ピンクソルトと赤シソの独特な風味が調和し、爽やかな酸味と豊かな後味が楽しめる。
インダストリアルな雰囲気が漂う店内では、定期的にDJイベントが開催され、テクノやハウスなど良質な音楽が空間を彩る。ビールを片手に耳を傾けながら、心地よいひとときを楽しんでほしい。