高田馬場駅から徒歩5分ほどの場所にあるクラフトジン専門バー。「クラフトジンとジンカクテルが楽しめるテーマパーク」をコンセプトに、終売品も含む各国の200種以上のジンを揃える。実は2つの顔を持つバーで、気軽に入れる角打ちと、隠し扉から入るメインバーに分かれているのも楽しい。
ジンラバーたちからの信頼も厚いが、マニアのためだけのバーでは決してない。ジンを知らない人にも魅力を広めるため、メニューには初心者でも分かりやすいよう、スパイシーやフローラルという表現でジンをジャンル分けしてる。
本格的なカクテルを楽しめるメインバーでは、ジンを使ったオリジナルのほか、クラシック、そしてジン以外を使ったクラシックカクテルなどを、大人の空間で楽しめる。
店主の小倉広康が考案するオリジナルカクテルは、「カクテルで土地を紹介する」ことがテーマ。ジンの生産地に合わせて、その地域の素材を組み合わせたユニークな一杯が味わえるのが特徴だ。
店には象徴的な犬のイラストが描かれている。「出身地である岐阜県久瀬村日坂は合併して名前がなくなりましたが、どこかに残したいと思って」と小倉。地形が犬に見えることからポップなイメージでロゴにしたという。目にすれば、このバーにいっそうの親しみを感じることだろう。