外苑前駅から徒歩4分ほど、ミシュラン二つ星レストラン「フロリレージュ」の角を曲がったところにある、小さいながらもエッジの効いたワインショップ。インダストリアルな店内に足を踏み入れると「アヴァンギャルド」という言葉が思い浮かぶ。コンクリート打ちっぱなしの壁と対照的に、色鮮やかな金網のラックに自然派ワインのボトルが積み上げられている。
「ファーム・トゥ・テーブル」のレストランが食材の産地を紹介したいのと同様に、No.501もまた、ワインを生産している人々を知ってもらいたいという気持ちにあふれる店だ。南オーストラリアのマイクロワイナリー「ウニコ ゼロ」のフルーティーな「パスタファリアン」や、フランスの職人的ワインメーカー「ニコラ・アルノ」のクリーミーなシャルドネ「シャルド・ア・カノン」など、揃えるボトルにはすべて特別なストーリーがある。
店の奥にはバーがあり、ワインと一緒に、セラーのワインに合う季節の料理を週替わりで注文することができる。