アラブ、アフリカなどのちょっとマニアックな国々の料理を楽しめる、小さくかわいい隠れ家。自然派ワイン、ラム酒、カルバドス、バスクの食後酒など、アルコール類の品そろえも充実している。カウンターのみの小さな店内は、60〜70年代のアフリカン・ヴィンテージを中心にカリブやカボヴェルデなどの音楽がかかっている。パリ18〜20区あたり、移民街の雰囲気が漂う。
ランチや1人で飲みたいとき、あるいは語りたいときなど、使い勝手のいい店だろう。ぜひ試してほしいのが、チュニジア料理の「ブリック」。半熟卵、チーズ、ツナの入ったチュニジア版揚げ餃子とでも言える一品で、とろっとサクッとしてたまらない。
ビーガン料理も豊富で、豆を使ったパテやファラフェル、キビといった料理もそれぞれ塩加減よく、抜群の仕上がり。他にもさまざまなメニューがあり、食べ尽くすまで通いたくなる店だ。
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