深川・門前仲町に「ブドウと対話しながら造る」ワイナリーがある。ここでは、毎年同じ産地、同じ品種でワインを造るのではなく、国内を中心に仕入れたブドウによって醸造家が自身の感覚に頼るという独自のアプローチにこだわる。
ワイナリーには「テイスティングラボ」と呼ばれる9席のカウンターがあり、毎日12〜18時には全種類のテイスティングとボトル購入ができる。
さらに、土・日曜・祝日は予約すれば14時と16時から醸造所見学も実施。醸造家の仕事ぶりを間近で感じることができるのだ。このほか、ワイン造りを「体験」として発信し続けており、ブドウの収穫ツアーやワイン醸造体験を毎年開催している。
近隣にある地元密着型のスーパーマーケット「赤札堂」の屋上ではブドウを栽培。ゆくゆくは「深川産のワイン」を作るというから驚きだ。これからも目が離せない。