2003年、肥後橋駅近くの土佐堀川沿いにオープンしたブリューパブ。大阪府箕面市を拠点にする「箕面ビール」の直営店だ。
同社のビールは、大阪だけでなく全国のクラフトビールファンから愛されている。海外での評価も高く、2000年代前半からイギリスやアメリカなど世界のビールコンペティションを席巻。金賞だけでも8回、銀賞と銅賞を含めると数え切れないほどの受賞歴を誇る。
店で注文できる生ビール全10タップのうち、店内醸造は「ゴールデンエール」や「カスケードIPA」など3種類ほど。そのほかは箕面市にあるメインブルワリーで造られている定番銘柄を常備している。
がっちりと苦みがきいた「W-IPA」や創業者の名を冠した「MASAJI ゴールデンエール」(各990円、税込み)は、どちらも多層性ある味わいが楽しめる。「ビアベリー」のビールを一口体験するだけで、大阪へのリスペクトまで一段と増すことは間違いない。天満市場内にも支店がある。