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休校や休園で家で過ごしている子どもやその親を応援すべく恵比寿新聞と街の有志が『エビスこどもごはんプロジェクト』を立ち上げた。恵比寿の名店10店舗が賛同し、「本物」の味をリーズナブルに、気軽に食べてほしいと300円で「こどもごはん」の提供を開始している。
参加店舗は、ミニサイズの親子丼を未就学児と小学生用の2種用意した和の食いがらし、食べやすい稲荷寿司などが入った酒と肴あいおいなど。それぞれユニークな弁当を展開している。代官山やまびことマタハリ(MATAHARI)では300円のこども用メニューを設けている。
また、鳥星では事前に相談すればアレルギー対応も考慮してくれ、サカバレレレは日替わり弁当を無料でふるまっている。以前から子ども食堂を企画している日本酒と創作懐石 恵比寿ちょこっとなど、どの参加店舗も子育て世帯に寄り添っている。
この時期、各飲食店も厳しい状況。そこで飲食店を支援することで、子どもたちを間接的にサポートする試みも行っている。「こどもごはん」10食分に当たる1口3,000円の寄付を募り、特設の支援サイトで決済すると指定した店舗に送られる仕組みだ。寄付は、経費や飲食店維持のための活用される。飲食店を支援し、子どもたちをサポートすることで、善意の輪が広がっていくことだろう。
テキスト:間庭典子
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