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青春、ホラー、LSD、ギャスパー・ノエ最新作が待ちきれない

Mari Hiratsuka
テキスト:
Mari Hiratsuka
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アルゼンチンの映画監督ギャスパー・ノエが、2015年の『Love 3D』以来3年振りの新作『クライマックス(Gaspar Noe's 'Climax)』を発表した。2018年のカンヌ映画祭の非公式部門「監督週間」で初公開され、この部門の最優秀賞「Noéthe Art Cinema Awardを受賞した作品だ

1990年代が舞台となる本作は、森の中の閉鎖された元寄宿校に、18歳から23歳までの20人を超えるダンサーが集まり、リハーサルを行っていたのだが、最後の打ち上げで飲んだサングリアに何者かがLSDを入れ、ダンサーたちが地獄と天国をみるというストーリーだ。

テクノ ミュージカルとも言える本作のサウンドトラックには、物語のキーとなる「サングリア」をタイトルにしたトーマ・バンガルテルの新曲や、「What To Do」、ダフト・パンクの「Rollin’ & Scratchin’」、エイフェックス・ツインの「Windowlicker」などが使われている。ノエ節が効いたトレーラーを見て、公開を楽しみにしてほしい。 

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