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石野卓球とピエール瀧によるテクノユニット、電気グルーヴが、新会社macht inc.の設立を発表した。電気グルーヴと、石野卓球、ピエール瀧のマネジメントを中心に、さまざまな事業を展開するという。月額500円のファンクラブでは、ツアー・イベントなどのチケット先行予約受付や、会員限定の動画や音声などを公開していく予定だ。
オンラインショップも開設し、Tシャツなどグッズの販売も開始した。これらのグッズは、天久聖一やSTEREO TENNIS、Toya Horiuchi、杉本陽次郎、桜樹イルがデザインを担当。20種のアイテムがラインナップされている。11月18日から11月30日までの期間限定で受注を行う。
電気グルーヴの新会社設立に合わせて、ネットショップでのグッズを一部ディレクション、デザイン、イラストを手がけています。
— ステレオテニス (@microhitomi) November 18, 2019
めちゃくちゃ楽しく作りました。はっきり言ってかわいいです。
あとギャル達、ママ達、レィデース達の目線に合わせて作ってるのがポイントです。https://t.co/3tAo0V7H7J pic.twitter.com/rtGe8hMR6g
ネット上では、早くも各グッズのデザインに注目が集まっている。というのも、それぞれにニクい「元ネタ」があるからだ。
電気グルーヴの新グッズ、めちゃくちゃ原田治風で笑った🤗
— 夏椰子 (@72_84_26) November 18, 2019
ちょっと欲しくなってしまうな🤗 pic.twitter.com/h9D8uJn06N
例えば、ステッカーは「オサムグッズ」のイラストレーター原田治の作風を思わせるものや、「犬シール」とそっくりなものがあったり……。
電気グルーヴの新しいグッズ、これいいね笑 犬のやつ pic.twitter.com/UccQ31MAwS
— YusukeUdon (@YusukeUdon) November 18, 2019
電気の新しいグッズ、“PATi PATi PATi” Sacoche 。90年代の染谷淳一さんの文字デザインを思い出して、一気に「あの頃」に引き戻されてしまった。カセットやビデオの背に文字書く時、マネしまくってた。PATIPATI以外にもユニコーンやゴーバンズのロゴも手がけられてた。https://t.co/WcsJMMJAl8
— 【初代】青色ひよこ (@aoiro_hiyoko) November 18, 2019
『“PATi PATi PATi” Sacoche』は、1984年にソニー・マガジンズが創刊した月刊音楽誌『PATi・PATi(パチパチ)』の表紙タイトル文字をほうふつとさせるデザインのサコッシュ。これには、往年のファンたちや1980〜90年代のカルチャーを愛する人々ももん絶している様子。
Tシャツには、盟友スチャダラパーの1990年のデビュー作『スチャダラ大作戦』のジャケットに使われたテリー・ジョンソン(湯村輝彦)がデザインしたロゴを模したものも。
電気グルーヴさんのグッズがめちゃんこかわいい件!!!瀧T買っちゃおうかな!PATi PATiフォントもかわいい! pic.twitter.com/SmsYRqZl47
— かわうそ (@kawausolove) November 18, 2019
電気グルーヴの新しいグッズ見た家族「結婚式の引き出物じゃん」 pic.twitter.com/1eelSaFaOx
— 寄与 (@kysmgrc) November 18, 2019
電気グルーヴは、2019年3月にメンバーのピエール瀧が麻薬取締役法違反で逮捕(6月に懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決)されて以降、活動を休止していた。今回のファンクラブとオンラインストア開設について石野は、自身のTwitterで「君たちの財布が目的です」とうそぶくなどいつも通りの様子。しかし、ユニットにとってのかつてない苦境となった半年間から今回の発表にこぎつけたことは、大きな一歩に違いない。新たな地平での彼らの活動を見守りたい。
電気グルーヴの公式サイトはこちら
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