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数カ月先まで予約が取れないことで知られる温泉宿、里山十帖が取り寄せを開始した。滋養たっぷりのメニューを自宅で日替わりで楽しめる。
『自遊人』がプロデュースする里山十帖は、新潟の大沢山温泉にあるライフスタイル提案型複合施設。築50年以上の古民家をフルリノベーションし、モダンなデザイナー家具をコーディネイトした館内は唯一無二の空間だ。標高2000メートル前後の信越国境の山々を望む絶景風呂『湯処 天の川』、目に入る部分は全て総檜、総漆であり、雪の重さに耐える太い梁や柱が豪華な『早苗饗―SANAEBURI-』も圧巻だ。
大地の恵みを感じられる野菜や山菜をメインとした料理が忘れられず、田植えの春、長岡花火の夏、収穫の秋や雪景色の冬と、春夏秋冬を通じて訪れるリピーターも多いという。
『鯖のトマトにんじんカレー』や『新潟産うち豆カレー』『新潟の天然山菜ビビンバ丼』『雪室(ゆきむろ)キャベツの五目あんかけ』は、いずれも無添加、無化調で保存料は不使用。新潟魚沼の旬のオーガニック野菜は目にも鮮やかで、心と体を整えてくれるだろう。
そして、里山十帖の料理のメインデッシュは何と言っても魚沼産のコシヒカリ。朝食でも使っている南魚沼塩沢地域で収穫されたコシヒカリをはじめ、新潟の米も購入できる。
価格は1週間分で4,900円(1人7食分)、単品でも各1食800円で、毎週や隔週などで発送もできる。自宅でも忙しい日々を送るリモートワーク勤務中には、温めてごはんの上に盛り付けただけで完成する『里山十帖おうちごはん』が社員食堂の役目を果たすだろう。
雪国新潟ならではの伝統野菜や発酵食品などの食文化を楽しみつつ、栄養面をカバーできるのはありがたい。
食通が求めてやまない里山十帖の味覚を気軽に自宅で味わえるのは今。家で過ごす時間をより豊かにするためにも、『里山十帖のおうちごはん』で1週間を過ごしたい。
購入はこちらからできる。
テキスト:間庭典子
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