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週末行くべきアートイベント5選

テキスト:
Hiroyuki Sumi
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9月ももうすぐ終わり。読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋などと言われるように、暑さが和らぎ、様々なアクティビティを楽しみやすい季節が到来する。今月最後の週末は、「芸術の秋」を堪能しよう。写真展やイラスト展、映像作品展など、都内で楽しめるアートイベントを5つ紹介する。

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今週しかできないこと

季節の記録 – 夏から秋-

雑誌『MONOCLE』のレジデンスイラストレーターを務め、数多くの書籍や、CDジャケットなどのデザインを手がけてきた小幡彩貴による展示会。

今回は、物語性豊かに日本の四季を伝える人気シリーズ作品「季節の記録」から、夏と秋の情景を描いた数点を公開する。画面内に道具が絶妙に配置され、情景を豊かに彩る映像的感覚の作品は健在だ。

作品のほか、新作ZINEや関連グッズなどの販売も予定している。

場所:代々木上原、コミューン

期間:10月2日まで 

代官山フォトフェア(daikanyama photo fair)

代官山ヒルサイドテラスのヒルサイドフォーラム、ヒルサイドプラザで開催される写真フェア。

第5回となる今年も、国内のギャラリーや書店、出版社に加え、国外からも芸術写真の世界を牽引(けんいん)する出展者が集い、精選した作品を展示する。

写真家やキュレーター、コレクターによるトークショーやワークショップも開催される。

場所:代官山ヒルサイドテラス

期間:9月28〜30日 

AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展

21_21 DESIGN SIGHTにて企画AUDIO ARCHITECTURE』が開催。

ミュージシャン小山田圭(Cornelius)は本ために曲を制作。小山田と動も多いデザイナー、中村勇吾(なかむら・ゆうご)をディレクターに迎え、気鋭作家たちがそれぞれ視点から、楽曲『AUDIO ARCHITECTURE』を解釈し、映像作品を制作する。

緻密(ちみつ)にデザインされた楽と、多彩な映像が一体となった空間を楽しんでほしい。

場所:六本木、21_21 DESIGN SIGHT

期間:10月14日まで

荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋

『ジョジョの奇妙な冒険』誕生30周年を記念した展示が開催。国立新美術館で行われる漫画家の個展としては、手塚治虫以来28年振り2人目となる。

本編の原画や、登場人物を原寸大で描いた新作原画が展示されるほか、アーティストの小谷元彦やファッションブランド アンリアレイジを率いるデザイナーの森永邦彦、ビジュアルデザインスタジオWOWとのコラボレーション作品も発表される。

展覧会は完全日時指定制となり、事前のチケット購入がおすすめ。詳細は公式サイトで。

場所:国立新美術館

日時:10月1日まで

 

 

東京150年

1868年7月17日に江戸が東京と改称されてから、今年で150年を迎える。

戦争や災害などを乗り越えてきた首都の変遷を学べる展示会が、両国の江戸東京博物館で開催されている。

会場には、明治期の都市計画地図や、関東大震災発生時の写真、映像など様々な資料が展観。高層ビルが一つもない、貴重な東京の姿をぜひ見に行こう。

場所:江戸東京博物館

期間:10月8日まで

東京のアート&カルチャーについてもっと知りたい人はこちら

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