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国内外のピクセルアートアーティストが渋谷の街全体を一大作品展示場に変える、世界最大規模のコンテスト&フェスティバル『シブヤピクセルアート2020(Shibuya Pixel Art 2020)』が今年も開催される。それに先がけ、作品の募集が5月1日からスタートした。応募は、2020年6月30日(火)24時00分までとなっている。
今年のテーマは「シブヤ」「A.I.」「人間(らしさ)」「ゲーム」「風景」の5つ。応募条件は、それらのテーマから一つもしくは複数を組み合わせ、ピクセルアートで表現することだ。イラストのみならず、アニメ、映像、ゲーム、彫刻、刺しゅう、写真など媒体は自由である。
国籍や年齢、性別、団体、個人などを問わず、Twitterもしくは、Instagramのアカウントさえあれば、世界中どこからでも応募可能。シブヤピクセルアート2020の公式アカウント(TwitterまたはInstagram)をフォローして、自身が制作した作品に「#shibuyapixelart2020」と作品タイトルを付けて投稿するだけだ。
審査員は、過去にグーグル、ルノーなどとも協業し、ゆずの最新アルバム『YUZUTOWN』のジャケットビジュアルも手掛けたピクセルアート界のレジェンドeboyや、ファイナルファンタジーシリーズで印象的なドット絵『チビキャラ』をデザインしたスクウェア・エニックスアートディレクター 渋谷員子などアート、カルチャー、ゲームの観点から世界で活躍している面々が務める。
結果発表は9月下旬を予定。最優秀賞1人、優秀賞10人のほか、特別賞、部門賞などにふさわしい作品が選出される。今年から部門賞に、優秀なゲーム作品を評するPixel Art GAME賞が新設された。我こそはと思う人はぜひチャレンジしてほしい。
受賞作品は、渋谷駅周辺で行われるイベント『シブヤピクセルアート2020』で展示される。今年は新型コロナウイルス感染防止のため、人が密集しないよう配慮し、複数の小規模会場で実施(最優秀賞受賞作品は、昨年同様スクランブル交差点にあるQFRONTの巨大ビジョンで展示放映予定だ)。併せてネット配信や、『ピクセルアーティストコレクションブック』にも作品が掲載される。
協賛企業からは、受賞アーティストによる作品の商品化を支援する「Medicom Toy賞」や、eboyが制作したゆずのアルバム『YUZUTOWN』とビジュアルコラボできる「YUZUTOWN賞」などを用意。そのほか、多くの賛同とサポートを得ている。