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自宅で仕事をすることにうんざりしていて、ソーシャルディスタンスが確保できるオフィスで働くことを夢見ているのであれば、十分な距離を取れるオフィスで働いてみるのはどうだろう。ニューヨーク地元のいたずら好きグループ、Improv Everywhereが最近、「夢の孤立スペース」を実現させた。
彼らが作ったのはイーストリバーの真ん中に浮かぶオフィス。いかだの上には、快適なオフィス家具が置かれて、ウォーターサーバー、コンピューター(バッテリーで可動)も完備されている。例えば、ここを役員室として使ってみるのはどうだろうか。このいかだが位置するのはダンボのペベル・ビーチのあたり。
タイムアウトマーケットニューヨークのすぐ前だ。「出社」する際は、ブルックリンのメインストリートパークからのシャトルボートに乗る。
このプロジェクトは、ニューヨークの水上文化を推進する団体であるTideland Instituteと協力して行われた。川岸ではImprov Everywhereのメンバーたちが、このいかだオフィスはニューヨーク市建築局(DOB)による実験だと装い、春と夏にはさらに数千台が建設される予定があると説明。
さらにフェイク看板も設置し、水上オフィスが将来どのようになるかを示した。いや、今はうそだとしても、もしかしたらこれが未来のニューヨークを特徴づけるものになるかもしれない。
NYCフェリーやジェットスキーが通り過ぎると波が立ち、岸壁で働いているような気分になるかもしれないが、Zoom画面にほかにはない(リアルな)背景を写せるだけで、十分価値があるだろう。
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