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2017年12月9日(土)と10日(日)の2日間、台北の華山1914文創園區にて『第2回 Culture & Art Book Fair in Taipei』が開催される。日本と台湾の出版社やリトルプレス、ギャラリー、アーティスト約50組が参加するアートブックの祭典だ。
イベントを主催するのは、クリエイターチームArtqpieの代表で雑誌『䬜誌Let’s Zine』の創業者Argi Chang、「Discover Japan Now」をコンセプトにした台湾の人気雑誌『秋刀魚』の編集長エバ・チェン(Eva Chen)、日本と台湾をつなぐカルチャー誌『LIP 離譜』の代表田中佑典、台北の富錦街(フージンジェ)エリアにセレクトショップやカフェを展開するFUJIN TREE GROUP CEOの小路輔ら。
親日家が多いことで知られる台湾は、訪日観光のリピーター客も多く、日本のカルチャーやニッチな情報に関心が高い。そんな背景もあってか、昨年の開催では2日間で約5000人を集客したそうだ。
昨年の様子
今回タイムアウト東京もブースを出店。最新の『タイムアウト東京マガジン』や、『東京でしかできない88のこと(英語版 第7版)』を配布するほか、タイムアウトオリジナルZINE『パブリックキャッツー東京の看板猫たちー』と作家5組の作品を販売する。
『パブリックキャッツー東京の看板猫たちー』は、東京の店で働く猫たちを紹介する人気企画。ZINEにするにあたり、猫選びには苦労しなかったようだ。編集を担当した、タイムアウト東京の小滝詩織は、「
パブリックキャットシリーズより、カフェアルルの次郎長と石松
ZINE作家5組には、ユーモラスな「顔面占い」パフォーマンスでも知られるイラストレーター日橋慶充(にっぱし よしみつ)や、プロレスとアイドル好きの日本在住イギリス人イラストレーターバニー・ビスー(Bunny Bissoux)、懐かしさをテーマにした写真雑誌『アイネ』を制作する篠宮由香利と草薙しおり、写真家でイラストレータのドキドキクラブ、イラストレーターのYui Horiuchiら、個性豊かな作家が集まった。
『Culture & Art Book Fair in Taipei』はいよいよ今週末開催。台北旅行の計画をたてているなら、ぜひ旅程に入れてほしい。
日橋慶充 『ニッパシのスケッチブック風 人間採集集』
Bunny Bissoux『WHITE MEAT BABY FACE』
篠宮由香利、草薙しおり『アイネ』
ドキドキクラブ『I LOVE メガネマスク』
イベント概要
『第2回 Culture & Art Book Fair in Taipei』