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夏に観たいパニック映画の代表といえば、スティーヴン・スピルバーグの名作『ジョーズ』だ。平和なビーチを突如襲った人喰いザメの恐怖を描いた1975年の映画で、スピルバーグの名を全世界に浸透させた一作である。この作品を「水の上」で楽しめる、臨場感たっぷりのイベントが開催されている。
『Jaws On The Water』はアメリカ、テキサス州で2015年から毎年開催されている。会場のトラヴィス湖にはウォータースライダーが設置されたプールや売店、レストランなどがあり、夏には多くの人でにぎわう場所だ。
「足を引っ張る」驚きの演出も
イベントは日没にスタート。参加者は映画を浮き輪に乗って鑑賞するのだが、演出はこれだけではない。なんと鑑賞中に水中に潜り込んだダイバーが足を引っ張る、というパフォーマンスが仕掛けられているのだ。トラヴィス湖は海ではないが、この演出には相当の恐怖を味わうことになるだろう。
今年の開催は?
今年は、鑑賞用の浮き輪を3種類用意。「快適度」「価格」「サメの安全度」から選べるという。新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で開催日程が遅れたものの、2020年6月8日から上映はスタート。『ジョーズ』の魅力を再確認するとともに、あの不穏なテーマソングが頭から離れなくなることだろう。
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