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渋谷スクランブルスクエア株式会社、東京急行電鉄株式会社、東日本旅客鉄道株式会社の3社による共同プロジェクト、渋谷スクランブルスクエア第1期(東棟)の建設に関する会見が、7月4日東急セルリアンホテルにて行われた。
オープン日は今年の11月1日。会見では、現在の開発状況と日本初上陸の店舗を含む全212店のショップとレストランについての全貌が明らかとなった。
注目のテナントは?
同施設はさまざまな路線の駅改札から直結する好立地に設立予定。地下2階〜14階は商業施設となり、14・45階〜屋上は展望施設SHIBUYA SKY、15階は産業交流施設SHIBUYA QWS、17〜45階はオフィスという構成となる。
商業施設には、「世界最旬宣言」をビジョンに、日本初上陸7店、渋谷エリア初出店45店、新業態を37店を含む全212店ものショップ・レストランが集結。なかでもマドリードで人気のスペイン料理店ホセ・ルイス(José Luis)や埼玉県飯能市のアラビア・地中海料理店キャラバン・トウキョウ(CARVAAN TOKYO)などに注目が集まる。また、地下には紀伊国屋新業態のスーパーマーケットGoourmand Market KINOKUNIYAなどの食品エリアが広がり、「駅直上」ならではの利便性が期待できる。
3階には展示向けスペースSCRAMBLE THE FACE、7階にはカフェラウンジの機能をもったエルバイセブン(L×7)、そして12階にはトークショーやパーティーなどさまざまなシーンに対応できるSCENE 12など、コミュニティスペースも豊富に揃えている。7月4日より会員受付を開始した、渋谷に集い活動するグループのための拠点SHIBYA QWSも、新たな創造の場として注目を集めている。
展望施設「SHIBUYA SKY」はライゾマが空間演出
一方、渋谷上空230mの眺望体験ができる日本最大級の展望施設SHIBUYA SKYは、観光客から人気を集めそうだ。360°パノラマビューを実現し、渋谷スクランブル交差点をはじめ、街を一望できるのが特徴だ。空間演出は、株式会社ライゾマティクスのライゾマティクスデザイン部門が担当している。入場チケットの予約受付は9月1日から開始されるとのこと。
高秀憲明(渋谷スクランブル株式会社代表取締役社長)は会見で「渋谷は変化に富み、新しい刺激が溢れる街。ベンチャービジネスやストリートファッションなど、常に新しいものが生みだされてきました。その魅力がさらに発信され、世界中から注目を集める街にする一役を担いたいと意識しています」と語った。
娯楽のみならずコミュニケーションの場としての役割も担うであろう同施設。渋谷最大級のランドマークタワーとなる複合施設から、新たなカルチャーが創造されることに期待したい。
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