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板橋区にあるハッピーロード大山商店街が、巨大なアーケードテラスへと姿を変えた。
2020年10月11日、ハッピーロード大山商店街振興組合は『ハッピーロードおおやまテラス』をスタートした。商店街のアーケード内に誰でも自由に使えるテーブルや椅子を57セット設置し、テイクアウトした飲み物や食べ物を楽しんだり、無料の休憩スペースとして活用できる。また、物販店が店外の開放空間に長テーブルを広げ、商品販売も行う。
6月初旬に国土交通省が路上利用の規制緩和を発表したことを受け、同商店街でもテラス営業などにおける基準の暫定緩和を実施した。二子玉川や上野、湯島など多くの地区で実施され始めているストリートテラスだが、全長560メートルという都内でも最大級のアーケード全体が路上テラス化するのは、他に類を見ない試みだ。
同振興会は、新型コロナウイルス感染症拡大で大きな影響を受けた商業者支援のために、7月初旬から店舗の営業形式や業態変更をサポートし、関係機関との調整や実施方法の検討を約2カ月間かけて行ってきた。その結果、商店街全体の路上テラスという画期的な取り組みにつながったとのこと。
11月29日(日)まで、毎週日曜日13時〜18時まで開催予定。「3密」を避けつつもにぎわいを感じる商店街にこれからも目が離せない。
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